2009-02-19

シングルオリジン2

前回に引き続き、シングルオリジンの話です。

元来、豆売りをしている店からしてみれば土地別の銘柄は見慣れたもの。シングルオリジンというのはそれをさらに細かく、何処の国のなんちゃら農園のホニャホニャって品種、というところまでトレーサビリティのある物を指しています。

幸運な事に、僕がバリスタとしてのキャリアを始めた某店では当時ほとんどお目にかかれなかったシングルオリジンエスプレッソを扱っていました。細かい農園名迄は覚えてませんが、エチオピアハラー・ブルーホースとグァテマラ。前者は来日当時のPaul Bassettでも扱ってましたね。焙煎により豆の印象は当然変わってきますが、ハラーはドリップでは比較的earthyなフレーバーが目立っていましたが、エスプレッソでは華やかな香りが際立っていた記憶があります。


そして、シングルオリジンエスプレッソと言えばやはりブラジル・ダテーラでしょう。WBCでKlaus Thomsenが使用した事で一躍有名になりました。単一産地品種なのにバランスの良い味、そして何より素晴らしいのは品質管理と安定供給二対する取り組みでしょう。最近は比較的何処の焙煎店でもダテーラを扱ってたりするので、飲み比べてみるのも結構面白いです。


Toby's Estate Peru Villa Rica Grace Estate


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