2009-09-13

Shocking Pink


来週水曜日は今年で2回目を迎えるBlenz Latte Art Championshipの東京予選です。もちろん僕やいつもの仲間達も参戦するので、みんな時間を見つけて練習に励んでいる事でしょう、たぶん。

Barista Championshipとは対照的に、見た目のみで点数を付けるBlenz Latte Art Championship。僕がこの手の大会が好きなのは、そのカジュアルさにあります。Tシャツ、ジーンズ、スニーカーの私服にいきなりサロンして出場しちゃう。みたいな。ルールやスタイル等、Blenzの大会のモデルになっているMillrock Latte Art Championshipは、毎年3回Coffee Festと同時に全米各地で開催されています。昨年日本人のHiroshi Sawadaがチャンピオンになった事で耳にした事がある人も多いと思います。

とは言え、日本ではあまり馴染みの無い大会なので軽く補足しておくと、5分の準備時間(Blenz予選では3分)の後の5分の競技時間で最大3杯ドリンクにラテアートして提出します。Free Pourによる"Latte Art"の大会なので、カクテルピン等によるエッチングをつかった"Design Cappuccino"は採点対象外。また、使用豆はスポンサーが用意な上、プレゼンテーションも一切関係ないので、豆の説明はもちろん「私とバリスタとの出会いは〜〜」とか一切喋る必要ない訳です。つまるところ完全にテクニックのみを競う大会。

アメリカでのMillrock Latte Art Champinonshipのステータスは非常に高く、Barista Champinonshipと並ぶ大きな大会として認識されています。美しいLatte Artは適性なエスプレッソの抽出と完璧なミルクのスチーミングから生まれる、と言う事が浸透してるからでしょうか。

アメリカ(カナダも)のEspresso BarやRoasterで働くBarista達のスタイルはとてもカジュアルで、Tシャツからのぞく腕にはTatooがある若者も多いです。白シャツにベスト、タイできちっと決めたバリスタに比べて、Relaxした服装で働く彼らも
決してLazyではなくコーヒーやエスプレッソに大してSeriousでStoic。

そんな文化の中で行われて来た大会だからこそ、Tシャツ、ジーンズでもコーヒーちゃんと作ってるからOKみたいなのりでやっちゃう訳です。大事なのはこういう大会を通してBaristaをEnjoyすることだと思います。

Enjoy Barista!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

なるほど
面白そうだね
ちょうど休みだから観に行くよ

行けば普通に入れるよね?


Paul Bassett KayJay

Masa Onishi さんのコメント...

>Mr.KJ
普通に入れると思いますよー。来週水曜日23日の朝9時ぐらいです!青山のブレンズでー。