所変われば文化も違う...って当たり前。知ってはいたけど、体験して改めて書きたくなったので、書きます。
Pour Over at Market Lane Coffee |
珍しくフロアに出て接客をしてた時の事。
あるお客さんが、「この店はPourover(いわゆるペーパードリップ)やってる?」と聞いてきました。その日のPour Over Single OriginはPanama EsmeraldaとEl Salvador Las Mercedes CoE#9。なんとなくテイストをプレゼンして、Long Black(Espresso+Hot Water)とPour Overどっちがいいかな?なんてやり取りの後、結局彼は「じゃあTraditionalの方(Long Black)で」と注文。
注目すべきは、ここオーストラリアではTraditionalな方はLong BlackでPour OverがNew Waveなわけです。勿論そんな事は知っていたけど、実際Traditionalと一般の方から言われると、ほほう...やはりそうか。と改めて感じます。
皆さんよくご存知かと思いますが、逆に日本ではPour OverがOld School(敢えての表現ですが)でEspressoやAmericano(Long Black)は新しい物として、広がりつつある段階です。
それと、日本では超がつくほどポピュラーなのに、こっちで珍しい・新しいコーヒーの飲み方として見かけるのが所謂「アイスコーヒー」です。メルボルンのカフェでIced coffeeという物を頼むと、大体「アイスクリーム+ミルク+エスプレッソ」とか、そうじゃなくても甘〜いのが出てきます。暑い日はこれが凄い売れる、まぁそれも良いけど。
Cold Pour Over is super popular in Japan... Cold Pour Over at Auction Rooms; Kenya AA Kiangombe from 7 Seeds |
こっちの人は夏でも暖かいコーヒー飲みますが...それでもやっぱり冷たい物に流れがち。夏暑い中、どうやってスペシャルティ的なフレーバーを活かしたコーヒーを売るかと言う事で、結局僕等日本人が良く知ってるアイスコーヒーに辿り着いたと言う訳です。作り方も殆ど一緒、Hario V60でハンドドリップしたコーヒー(ちょい濃いめ)を氷の上に注ぐだけ。
写真はAuction Roomsというカフェで友達がサービスでくれたアイスコーヒー(Cold Pour Over; Kenya AA Kiangombe from 7 Seeds) 。ケニアのフレーバーが良く出てて、本当に美味しかったです。
そんな文化の違いのお話でした。
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