2011-01-30

What's TRADITIONAL?

My experience of coffee cultual difference between Melbourne and Japan. Here (Melbourne) Pour Over, Syphon and the other manual brew methods are new things. One day, at the Premises, A customer ordered me Long Black as Traditional against "Pour Over". That's really impressive for me. On the other hand, actually, we Japanese think those manual brewings are kinds of old school coffee (I don't wanna say it "Traditional"), espresso beverages are very new...

所変われば文化も違う...って当たり前。知ってはいたけど、体験して改めて書きたくなったので、書きます。




Pour Over at Market Lane Coffee



珍しくフロアに出て接客をしてた時の事。

あるお客さんが、「この店はPourover(いわゆるペーパードリップ)やってる?」と聞いてきました。その日のPour Over Single OriginPanama EsmeraldaEl Salvador Las Mercedes CoE#9。なんとなくテイストをプレゼンして、Long Black(Espresso+Hot Water)とPour Overどっちがいいかな?なんてやり取りの後、結局彼は「じゃあTraditionalの方(Long Black)で」と注文。

注目すべきは、ここオーストラリアではTraditionalな方はLong BlackでPour OverがNew Waveなわけです。勿論そんな事は知っていたけど、実際Traditionalと一般の方から言われると、ほほう...やはりそうか。と改めて感じます。

皆さんよくご存知かと思いますが、逆に日本ではPour OverがOld School(敢えての表現ですが)でEspressoやAmericano(Long Black)は新しい物として、広がりつつある段階です。

それと、日本では超がつくほどポピュラーなのに、こっちで珍しい・新しいコーヒーの飲み方として見かけるのが所謂「アイスコーヒー」です。メルボルンのカフェでIced coffeeという物を頼むと、大体「アイスクリーム+ミルク+エスプレッソ」とか、そうじゃなくても甘〜いのが出てきます。暑い日はこれが凄い売れる、まぁそれも良いけど。

Cold Pour Over is super popular in Japan...
Cold Pour Over at Auction Rooms; Kenya AA Kiangombe from 7 Seeds

こっちの人は夏でも暖かいコーヒー飲みますが...それでもやっぱり冷たい物に流れがち。夏暑い中、どうやってスペシャルティ的なフレーバーを活かしたコーヒーを売るかと言う事で、結局僕等日本人が良く知ってるアイスコーヒーに辿り着いたと言う訳です。作り方も殆ど一緒、Hario V60でハンドドリップしたコーヒー(ちょい濃いめ)を氷の上に注ぐだけ。

写真はAuction Roomsというカフェで友達がサービスでくれたアイスコーヒー(Cold Pour Over; Kenya AA Kiangombe from 7 Seeds) 。ケニアのフレーバーが良く出てて、本当に美味しかったです。


そんな文化の違いのお話でした。

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